少人数集団教室「わせだ教室」を開催している『BORDER FREE』にインタビューを行いました!
今回は、当法人のグループ会社である株式会社アステックスの会議室を利用して学習支援活動※を行っている『NPO法人BORDER FREE』の方にインタビューを行いました。
※詳しくはこちらから(2025年5月30日配信)
「わせだ教室」開校のきっかけや子どもたちへの想いなどについてお話を伺いましたので、是非ご覧になってください。
私たち『BORDER FREE』には、全国に約180人が所属しており、「教育格差の是正」を理念に掲げ、小学生から高校生の子どもたちへ、対面教室やオンラインにて学習支援を行っています。
昨年度までは、主に東京の多摩と早稲田に拠点を置いていましたが、現在では、千葉・栃木・熊本・宮城といった、東京以外の地域へも活動を広げています。
私自身、学校で授業中に発言をしたり、先生に質問をしたりするのが苦手なタイプだったので、そのような不安がなく、誰でも安心して楽しく通える学習教室があったらいいなという気持ちで「わせだ教室」を開校しました。
もちろん良い成績を取ることも大切ですが、子どもたちにはまず何よりも、この教室を通して「好きなこと」「将来やりたいこと」を見つけ、その実現に向かって頑張る自信や学ぶ力をつけていってほしいと思っています。
RINGO NO TANE様にお借りしている場所では、早稲田地域の集団授業教室「わせだ教室」を開講しています。
こちらの教室では、中学1年生のレベルに合わせた英語・数学の集団授業を、それぞれ週1回行っています。小学6年生から中学1年生の、計5名の生徒さんにお通いいただいております。
集団授業では、今後学習を進めていく際の「分からない」をなくすため、基礎的な知識をじっくり丁寧に伝えることを意識しています。
講師と生徒の距離も近く、教室はいつも明るく和やかな雰囲気です。
初めて教室に来たときには、「勉強なんてどうせやってもできないから」と半ば諦めてしまっていた子も、毎週教室に通ううちに、いつの間にか「もっと英語を勉強して留学に行きたい!」と自分から机に向かうようになりました。
ただ勉強を教えるだけではなく、普段の小さなコミュニケーションの積み重ねで、子どもたちの気持ちを前向きに変化させられたことがとても嬉しいです。
空調の効いた快適な部屋に、綺麗な机と椅子・電子ホワイトボードと、学習教室に必要なものが全てそろった理想的な環境を提供していただいています。
また、常に社員の方が建物内にいてくださるので、生徒も講師も安心して活動できています。
いつも本当にありがとうございます。
私も学生として大学に通っているので、学業と講師活動の両立が大変だと感じることもあります。
ただそんな時でも、教室で子どもたちが真面目に勉強に取り組んでいたり、テストで良い点を取ってきたりするのを見ると、私も負けていられないなという気持ちになります。
日々子どもたちからプラスの影響を与えてもらっているので、頑張る理由になりますし、ありがたく感じています。
教室で扱う科目やクラス数を増やしていきたいと考えていますが、早稲田周辺で安価かつ継続的に使用させていただける場所を確保するのに難儀しています。
また、現在は生徒募集を主に学校や公共施設へのチラシ配布により行っているのですが、支援を必要とする子どもたち全員にはまだまだ届き切っていないという実感があります。
そのため、今後は「わせだ教室」の活動に共感していただいた地元の方々を通じて、子どもたちへ教室をご紹介いただきたいと思っています。
今後は、積極的に外部の方を交えた交流イベントを開催することで、「わせだ教室」を地域に根差した教室にしていきたいです。
この教室が、子どもたちと地元住民・地元企業の方々との懸け橋になることで、子どもたちが自分の育った地域に愛着をもってくれたら嬉しいです。
「わせだ教室」は、自分の居場所や学習に関して悩みを抱えている子どもたちが、誰でも安心して過ごせる場所を目指しています。少しでも興味のある方は、ぜひ気軽に「わせだ教室」へ足を運んでいただければと思います。
また、私たちの活動は、RINGO NO TANE様を始めとした地域の皆様のご支援があってこそ成り立っています。いつも温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます。
これからも、皆様の想いや優しさが子どもたちに伝わり、次の世代へ繋がっていくような教室をつくっていきます。
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