『つながる図書プロジェクト』~クラウドファンディングを終えて~
皆さま、こんにちは。
いつもRINGO NO TANEの活動を応援していただきありがとうございます!
『つながる図書プロジェクト』にてリーダーを務めさせていただいております、横田です。
※『つながる図書プロジェクト』とは…
詳しくはこちら(2026年1月20日配信)をご覧ください。
この度、2026年1月28日~2026年3月31日まで実施していたクラウドファンディングが、無事に目標を達成し、終了したということで、改めて、当プロジェクトにかける想いやクラウドファンディング挑戦時の心境、過去の実体験から感じていることなどを、この場をお借りしてお話させていただければと思います。
わたしはこれまでに、子ども食堂や教育支援センターでのランチ会など、さまざまな支援活動に携わらせていただきましたが、そのときの役割は、リーダーのサポートという形がほとんどでした。
そのため、今回初めて『つながる図書プロジェクト』のリーダーとして任命されたときは、正直なところ戸惑いと不安な気持ちが大きかったです。
「わたしに務まるかな」「リーダーって何をすればいいんだろう」とそんなことばかり考えていました。
しかし、「みんなで協力してやっていくから、そんなに難しく考えなくて大丈夫だよ!」と声をかけてくれたプロジェクトメンバーの存在が心強く、肩の荷が軽くなりました。
実際、現在に至るまでに、プロジェクトメンバーをはじめ、たくさんの方に支えられていることを強く実感しています。
プロジェクトメンバーとの打ち合わせ風景
わたしが育ってきた環境の中で、"好きな本を読むこと"は当たり前にある日常でした。
しかし、多くの児童養護施設では、本が古くなっていたり、年齢に合った本が置いていなかったりと、新しい本に触れる機会が十分に確保されていない状況であることを知りました。
そんな現状をどうにかしたいと立ち上げたのが、『つながる図書プロジェクト』です。
本を通じて新たな世界を知り、憧れを抱いたり、好きだと思えるものが増えたり、会話のきっかけが生まれたりと、人生を豊かにしてくれる存在として、本に触れることは欠かせない要素のひとつだと感じています。
当プロジェクトを通じて、新しい本と出会い、自分の可能性を広げるきっかけにつながってくれたらと思っています。
そして、今回初の試みとして、クラウドファンディング(以下、クラファン)に挑戦しました。
ほぼ知識ゼロの状態だったので、過去にクラファンに挑戦し、成功経験のある方に色々とアドバイスをいただきながら取り組んだのですが、まずクラファン開始前の周知活動にとても苦労しました。
成功させるためには、準備段階が最も重要で、いかに賛同者を募ることができるかがカギとなると伺っていたので、チラシやポスターの拡散、SNSでの情報発信、自治体との連携、知り合いへの声かけなど、さまざまな方法でご協力を呼びかけました。
しかし、ただただ協力してほしい!と伝えても、人の心はそう簡単に動かせません。
プロジェクトに対するわたしたちの想い、児童養護施設の現状、本にまつわる実体験などを発信し、心から応援したいと思ってもらえるようにと、自分なりの言葉で気持ちを紡いできました。
クラファン開始後も、ご支援が伸び悩み不安が募る場面が幾度とありましたが、それでも諦めることなく、最後まで走り抜くことができたのは、皆さまからのあたたかい応援が励みとなっていたからです。
だからこそ、目標金額を達成したときの喜びは、何にも代えがたいものでした。
想いがつながるってこんなにも嬉しくて、あたたかい気持ちになるんだと実感しました。
わたしは、小学生の頃にいじめを経験し、それをきっかけに人と関わることに臆病になっていた時期がありました。
そんなときに、わたしの心を救ってくれたのが少年ジャンプ漫画の「銀魂」でした。
小学校を卒業すると同時に引っ越しをして、知り合いが誰もいない中学校へと進学し、人との距離を保つために、休み時間はいつも一人で読書をして過ごしていました。
そんなある日、クラスメイトの女の子に「何読んでるの?」と声をかけられて戸惑いつつも話をしていると、「好きな漫画があって、貸してあげるから読んでみてほしい!」と言われて渡されたのが「銀魂」でした。
読み始めてすぐに「なんだこれ?!」とものすごい衝撃を受け、嫌なことを忘れるくらい爆笑し、夢中になって読み進めました。
借りた分を読み終えてすぐに母親のもとへ行き、「誕生日プレゼントで全巻欲しい!」とお願いするほどでした(笑)
その後、その子におもしろかったことを伝え、気づけば語り合う仲になり、そのおかげで友達の輪も広がり、新たな自分の"居場所"を見つけることができました。
本は人との距離を隔てるものでなく、人との距離を縮めるものでもあるんだということをそのとき知りました。
児童養護施設で暮らす子どもたちにも、本を通じて新たな世界を知るとともに、楽しいと思えることや心の拠り所をもっといっぱい見つけてほしいと思っています。
ただいま、皆さまからお寄せいただいたご支援をもとに、本の発送に向けて準備を進めています。
未来へとつながる"本との出会い"を、応援してくださっている皆さまの想いとともに、子どもたちへ届けてまいります。
今後とも、『つながる図書プロジェクト』並びに、RINGO NO TANEの活動を応援していただけますと幸いです。
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